お知らせ

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カテゴリー 日時:2013年8月1日

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金曜日の午後、高等学校からの帰り道、いつも乗る私鉄の十二両連結の電車のなかほどの車両から、三年生の伊藤洋介はプラットフォームに降りた。どの車両からも、何人かの乗客が、それぞれになぜか疲労した様子で外へ出てきた。線路をむこうへまたぐ木造の建物が、プラットフォームの端にあった。誰もがそこにむけて歩いた。

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  • 「ゲームは楽しいけれど、最後は勝ち負けになってしまうから」
  • 「明日の土曜日は、なにをしているの?」
  • 「なにもしてない」
  • 「私とキャッチ・ボールをしてください」
  • 「キャッチ・ボールを?」

歩きながら伊藤洋介は空を仰いだ。梅雨のあいまの曇った日だった。空は均一に灰色だった。空を見渡したあと、彼はふとふりかえった。おなじクラスの女性が歩いて来るのを、洋介は見た。遠山恵理子という名の女性だった。

商品名 値段 備考
たまご 150 1パック
牛乳 180 1000ml
乾麺 200 5食分
パスタ 200 1kg
レタス 158 1個
いちご 398 1パック300g